BIPROGYの価値交換基盤「doreca」、銀行口座支払い機能を追加
ポイント
BIPROGYは、価値交換基盤「doreca」においてデジタルマネーに加え銀行口座への支払いにも対応するサービスを開始する。企業はシステム改修や既存の支払い業務の負担を抑制して、デジタルマネーと銀行口座支払いの一元化が可能となり、個人は、多様な受け取り手段が選択できるようになるとしている。 BIPROGYは、価値交換基盤「doreca(ドレカ)」において、デジタルマネーに加え銀行口座への支払いにも対応するサービスの提供を開始する。
「doreca」は、個人のデジタルマネーにオンラインチャージする複数のデジタルマネーに対応したゲートウェイサービスだ。今回の対応により、企業はシステム改修や既存の支払い業務の負担を抑制し、デジタルマネーと銀行口座支払いの一元化が可能となるとしている。
昨今、キャッシュレスのニーズが高まり、企業はさまざまな支払い方法への対応が急務となっている。「doreca」は、これらのニーズに対応するため、企業と個人間のデジタルマネー支払いにおいて、保険金や業務委託報酬など、さまざまな領域でサービスを提供してきた。
デジタルマネー支払いの導入を検討する企業では、既存の銀行口座への支払い業務に対するシステム改修などの負担があり、デジタルマネーと銀行口座の支払いを一元的に提供してほしいという要望が多かった。これらの要望をもとに、「doreca」は銀行振り込み送金サービス事業者と連携し銀行口座への支払い機能を追加した。
銀行口座支払い機能の特徴は、「doreca」がデジタルマネーや銀行口座への支払いを一元的に対応し、企業の既存の業務やシステム改修など導入時の負担を最小限化すること。個人に対しては、多様な支払い手段でお金を支払うことが可能になる。そして、個人のデジタルマネーと銀行口座の受け取り方法が統一されることにより、UI/UXの向上が期待できるとしている。